サイゼリヤ社長(堀埜一成ほりのいっせい)の経歴や学歴は?前職は何かも調査

サイゼリヤはフランチャイズ展開をするイタリアンファミリーレストランチェーンを運営する企業です。

 

「サイゼ」の愛称で親しまれている大企業で社長を務められている堀埜一成さんの経歴や学歴、前職は何かについて調べてみました。

堀埜一成の経歴

政府に物申す社長としても注目されている堀埜一成さんですが、どんな方なのか経歴から見ていきましょう。

名  前 :堀埜 一成  ほりの いっせい

生年月日 :1957年2月7日 67歳

出 身 地 :富山県氷見市

職  業 :株式会社サイゼリヤ 代表取締役社長

堀埜一成さんは、43歳だった2000年4月に、サイゼリヤへ入社されました。

同年11月には取締役に就任され、神奈川工場や福島工場を立ち上げられた他、マーチャンダイジング本部長、エンジニアリング部長、オーストラリア支部社長を歴任され、2009年に代表取締役社長に就任されました。

サイゼリヤ創業者である正垣泰彦さんに代わる2代目社長として、テレビ出演もされ注目を浴びましたよね。

リーマンショックの影響を受けて業績が悪化したサイゼリヤでしたが、堀埜一成さんがトップとなり徹底的に社内システムや社員教育を見直し、経営を立て直されています。

難しすぎる間違い探しを考案

サイゼリヤで人気の「キッズメニューまちがいさがし」を考案されたのが、堀埜一成さんです。

注文が届くまでの時間を有効に楽しく使っていただくという意図で、15分から20分の間にちょうど解けるように設定されているそうですよ。

全10個の間違いのうち、見つけやすいものを7〜8個、残りを難しくして社員に実際にやってもらいながら時間や難易度を調整していくというこだわりが凄いですよね。

自宅でゆっくり解きたいという方向けに、こんな↓本も出ていますよ。

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堀埜一成の学歴

堀埜一成さんは、1981年3月に京都大学大学院農学研究科を修了されています。

サイゼリヤの経営には論理的な考え方やデータに基づいた管理システムを導入し、味覚と脳波の研究を踏まえたメニュー開発をするなど、理系出身らしいお仕事をされていますよね。

以前のインタビューで、小学生時代にご両親より与えられた図鑑やファーブル昆虫記に熱中した事が、本質をどのように見抜くかという観察眼を磨く事につながっている事を語られていました。

どちらかというと内向的な小学生時代だったそうですが、器械体操を始めたことがきっかけで運動にも目覚め、中学生の時に大阪へ引っ越された際にバク転ができたことで一目置かれる存在となり、友達の輪が一気に広がったそうですよ。

高校時代には勉強にも目覚め、アメフトチームのある大学へ行きたいから、志望校は京都大学か慶応大学と決め、京都大学へ進学されたそうです。

志望校を決めるポイントがアメフトだったという事が意外ですし、個性的ですよね。

出身高校も気になりますが、情報が見つからなかったので今後も引き続き調査していきますね。

堀埜一成の前職は何か

堀埜一成さんは43歳の時にサイゼリヤへ入社されていますが、以前はどんな会社に勤められていたのか気になりますよね。

1981年3月に京都大学大学院を卒業された堀埜一成さんは、同年4月に味の素へ入社されました。

研究室でアミノ酸の製法改良やグルタミン酸ナトリウムの製造などに従事された後、九州工場での勤務を経てブラジルへ5年間赴任されました。

元々食べることが大好きだった堀埜一成さんは、ブラジル赴任時に出会った工場長に誘われていろいろなお店を食べ歩かれ、一緒に味の評価をされていたそうです。

その時の工場長が後にサイゼリヤへと転職され、堀埜一成さんを誘った事が転機となり、創業者の正垣泰彦さんとの出会いが決め手となってサイゼリヤへ入社されました。

大学院を卒業されてから約9年間、味の素で味の研究につながるお仕事をされていた事が、サイゼリヤでも活かされている事が分かりますよね。

今回は、サイゼリヤの社長である堀埜一成さんの経歴や学歴、前職は何かについて調べてみました。

サイゼリヤの2代目社長である堀埜一成さんは、徹底した社内システムの見直しや社員教育により、業績の悪化したサイゼリヤの経営を立て直された他、人気の「難しすぎる間違い探し」の考案者である事が分かりました。

京都大学大学院出身で高学歴である事や、前職「味の素」での研究や、味の評価をし続けた事が現在のサイゼリヤでの活躍につながっている事も分かりました。

外食チェーン全体が難しい局面を迎えている現在ですが、堀埜一成さんの多角的な物の見方から生まれる今後のサイゼリヤの展開には、引き続き注目ですね。