新しい年を迎え、小中学校の新学期が始まりました。
長男は中学校の三学期が始まり、不登校の次男も、お世話になっている教室での新学期がスタートしました。
普通に学校へ通う長男と、不登校の次男のそれぞれの新学期です。
親である私が、冬休みをどのような気持ちで過ごし、新学期を迎えたのか。
感じた事を整理してみました。
宿題を溜める長男。始業式の朝の様子は?
始業式の日、多少寝不足とはいえ元気に朝を迎えた長男。
なぜ寝不足かと言うと、宿題を始めたのが始業式の二日前で、一日中やり続けてやっと終わるくらいじゃないか、という量でしたので。
長男は長期休みの度に宿題を大いに溜めて、最後の3日間で全てをやり切るタイプです。ここ数年は私の心配をよそに、きちんとやり終えて提出しています。
しかしながら、毎回毎回、果たしてできるのか…と心配になります。
今回の冬休みも例によってそのスタイルでした。学校で配布された計画表には、宿題は最後の二日でやると明記されていました。
冬休み明けは初めての学力調査テストがあるから、塾での勉強プラス一日一時間の自主勉強をするとも書いていましたが、最終的に目標通りとはいかず、ゲームや遊びに夢中の日々を大いに楽しむ冬休みとなりました。
去年までの私は、宿題は余裕を持って、家の手伝いや規則正しい起床と就寝を心がけなければいけないという思考でしたから、これに当てはまらない長男のやり方に、いちいち注意をしたり、できたできないで気分を一喜一憂させていました。
今年も正月明けからだんだんいつもの焦る気持ちが湧いてきて、宿題の事が気になり始めました。
油断するとイライラしてしまう方へ気持ちがいきそうでした。
しかしイライラしても事実は変りませんので、イライラの気配を感じた時点で、不安な気持ちをクリーニングし、自分の気分が良くなる事に向けるようにしました。
いつもの休みですと、長男に対して心配な気持ちから来る攻撃的な言い方で接してしまい「ママが心配するから僕も心配になる。絶対終わらせられるんだから、心配しないで!」と言われる始末でした。
今回、全部長男の思う通りにさせてみよう、信頼して任せようと思い、宿題の進捗を聞くのを控えました(それでもついつい2、3回は聞きましたが)。
そうしたらどうでしょう!
長男も私も気分良く、始業式の朝を迎えられたんです!
いつもとは違い、和かに、朝の支度も余裕を持ってできました。
私の気持ちの在り方を意識して得た、幸せな時間でした。
不登校の次男の新学期と私の在り方
一方の次男の新学期は、お世話になっている教室でのスタートです。
私は仕事だったので、母に送迎を頼みました。
夜、寝る前の寛いでいる時間に次男に感想を聞くと、いつもより人数が少なかったので、先生が隣の市にある大きな公園へ車で連れて行ってくれたと、教えてくれました。
次男の特徴として、その場の状況を上手く表現する事が難しいところがありますが、そんな中で、次男にできる範囲の説明をしてくれた事を、嬉しく思いました。
一生懸命(に見える)様子を思い出し、私もその時間を焦らずじっくり待ちながら、たまには助け舟を出し、話をしました。
そうして得た次男からの言葉と、伝えようとした気持ちを受け、こういう事の積み重ねが子育てなんだなあ…と感じました。
これから小学校の担任の先生との面談も控えていますが、その際感じた事はまたレポートしたいと思います。
二人ともそれぞれの道を歩いている中、日々色々な事があり、辛さを感じる事も多々あります。
親の私は「今」を大切に家族と向き合いながら、前を向いて過ごしていきたいと思います。